コラム

サーバー廃棄にかかる費用とは?サーバーラックの廃棄にも費用がかかる?

不要なサーバーの廃棄には多くの作業が必要になります。また、サーバーの廃棄方法に様々なものがありますが、その方法によって費用にも差が生じます。では不要なサーバーを安全に廃棄するためには、どのような方法を選ぶと良いのでしょうか?ここでは、サーバーの廃棄方法を選ぶときに役立つ、廃棄方法の種類とそれぞれの費用、注意点を詳しく解説します。

不要なサーバーを廃棄したい!方法や費用は?

不要なサーバーを廃棄する方法には、主に「ゴミ(産業廃棄物)として処分する」「リサイクル」「買取」の3種類があります。この主な3種類の方法とその費用、そして処分に当たっての注意点を解説します。

ゴミ(産業廃棄物)、リサイクル、買取… サーバー廃棄の費用相場

不要になったサーバーをゴミ(産業廃棄物)として引き取ってもらう場合の費用は、一般に1,500~8,000円程度です。もちろん、産業廃棄物引き取り業者によって費用には差があります。

リサイクル業者に引き取ってもらう場合は、基本的には0円です。配送での引き取りや大量に依頼する場合は送料や運搬費用などの負担が必要になる場合もありますが、リサイクルショップに直接持参する場合は基本的に0円であることが多いです。

最後に買取の場合ですが、こちらは唯一費用がかかりません。運搬費用やデータ消去費用が発生した場合も、買取費用との相殺となるケースが多いです。

廃棄前に注意!データ消去は自分でしなければいけない

サーバーの廃棄の際に気をつけたいのが、廃棄前にデータを消去しなければいけないという点です。PCメーカーやリサイクル業者のなかにはデータ消去まで請け負ってくれる業者も多くなっていますが、データ消去を依頼するとその分費用が高くついてしまいます。メーカーなどに消去してもらうのは安心感が大きいですが、費用をできるだけ抑えたいという場合、データ消去まで依頼するのは向いていません。

一方、産業廃棄物引き取り業者はPC周辺機器の専門業者ではないので、データ消去をきちんと行ってくれるか不安があるという方も多いかと思います。産業廃棄物業者を利用する場合、データ消去は事前にしっかりと行い、確実に消去しておく必要があります。

データ消去は自己責任!完全にデータ消去ができていないリスクも?

サーバーを安全に廃棄するためには、データ消去が欠かせません。自分の手で行うことで費用を抑えることができますが、自分でデータ消去を行うと、データが完全には消去できていないリスクもあると考えられます。

データ消去の方法として「ハードディスク内のすべてのファイルを消去する」という作業だけでは不十分です。これではファイル管理領域に「このファイルを削除しました」というフラグがつけられるだけで、実データ領域にはそのままデータが残った状態となってしまい、データ復元ソフトなどを使うことでデータを復元することができてしまいます。

完全なデータの消去は、専門的な知識がない限り難しいのが現状です。買取業者にデータ消去から買取までを一括で依頼し、買取金額とデータ消去費用を相殺するというのが、最も賢く安心なサーバーの廃棄方法と言えるでしょう。

サーバーラックにも廃棄費用がかかる?

サーバーの廃棄の際に盲点となりがちなのが、サーバーラックの廃棄費用です。サーバーラックの廃棄費用はサーバーの廃棄費用に含まれるのか、それとも別で費用がかかるのか…など、サーバーラックの廃棄費用について詳しく解説します。

ゴミ(産業廃棄物)、リサイクル、買取… サーバーラック廃棄の費用相場

サーバーラックの廃棄にも、サーバーの廃棄と同様にゴミ(産業廃棄物)として処分する方法、リサイクル業者を利用する方法、買取業者を利用する方法があります。

産業廃棄物として処分する場合、サーバーラックの処分には5,000円程度の費用がかかります。リサイクル業者の場合はサーバー本体と同じく0円の場合が多いです。最もお得なのはやはり買取業者です。

アンラック作業や撤去作業は自分でしなければいけない!

サーバーラック廃棄の際、産業廃棄物として処分するにしても、リサイクル業者や買取業者に引き取ってもらうにしても、アンラック作業や撤去作業は自力で行う必要があります。

サーバーラックの撤去や配線の撤去など、サーバーラックの廃棄には様々な手間がかかります。以上でご紹介した方法で廃棄する場合には、手間のかかる撤去作業を自分で行わなければいけません。

特に産業廃棄物として処分する場合、撤去作業も自力で行う必要があります。リサイクル業者や買取業者の場合は撤去作業込みでのサービスの場合も多いですが、その分費用がかさんでしまうでしょう。

法人のパソコン処分ってどうすればいいの?

法人のパソコン処分の場合も、ゴミ(産業廃棄物)として処分してもらう方法、リサイクル業者を利用する方法、そして買取業者を利用する方法があります。

産業廃棄物業者を利用する場合は、パソコン1台当たり1,000~3,000円程度が相場です。ですが、別途事務処理手数料や運搬のための料金などがかかるため、合計すると1台当たり5,000円程度を目安とした方が良いでしょう。

リサイクル業者を利用する場合は、パソコン専門のリサイクル業者を利用すれば費用無料で処分してもらうことができます。データ消去まで請け負ってくれる場合が多いですが、データ消去証明書の発行を行っているか否か必ず確認する必要があります。

買取業者を利用する場合は、買取金額と相殺することで、運搬費用やデータ消去費用などの費用を抑えることが可能です。

法人のパソコン処分には、費用だけでなくセキュリティ面での問題もあります。先にお話したようにデータ消去は多くの業者で行っていますが、業者によっては消去証明書を発行しない業者などもあり、きちんと消去されているか確認する術がない場合もあります。さらに、消去を依頼する場合は加えてデータ消去費用もかかってしまうため、法人の場合、費用は馬鹿になりません。

社内でデータ消去を行うにしても、サーバー廃棄の場合と同じくきちんとデータが消去しきれないまま廃棄に出してしまう危険性もあるため、費用を選ぶかセキュリティを選ぶかは悩みどころです。

サーバーの廃棄費用はワンストップでコスト削減!

法人パソコンやサーバーの廃棄には、費用とセキュリティという2つの問題がつきまといます。費用を抑えたいと考えると、どうしても安全性が不安になるものです。

アクシスコンピューテックでは、サーバーのアンラック作業からデータ消去、買取までの作業を全てワンストップで対応することが可能です。分離発注の作業がない一括発注で作業を行うため、無駄な作業やコストを大幅に抑えることができます。

もちろん、コンピュータ機器関連機械の記録媒体からは、データはすべて安全に消去致します。機密情報の流出を防ぎ、作業後には対象となったHDDのシリアルナンバーを記載したデータ消去証明書を必ず発行いたします。

サーバーラックからのアンラック作業はもちろん、電源やLANケーブルなどの配線の除去、ラックの耐震解除、搬出や指定場所への配送作業なども含めてワンストップで対応しますので、法人様の作業や手間を最低限に抑え、安全に、低価格で廃棄することができます。

法人パソコン・サーバー・サーバーラックなどの廃棄には、すべての作業をワンストップで実現するアクシスコンピューテックに是非ご相談ください。

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