コラム

サーバ買取の方法とは？中古サーバでも買取可能？サーバ買取相場もチェック

2019年12月13日

新しいサーバを購入するなどして既存のサーバを処分しなくてはならなくなったとき、使わなくなったサーバは買取業者への売却がおすすめです。サーバは中古品でも買取が可能です。ここでは、サーバの買取について、サーバ買取方法や買取相場、サーバ買取の注意点についてご紹介します。

サーバ買取でおすすめの方法は？注意点はある？

サーバは次の方法で処分することが可能です。

産業廃棄物処理業者に処分を依頼
コンピュータ関連機器専門業者に処分を依頼

使わなくなったサーバを産業廃棄物処理業者に依頼する場合、法人が使用する事業系サーバは産業廃棄物処理費用を支払って処分してもらいます。リサイクルマークがついたPCなど、無料で引き取ってもらえる可能性もありますが、ほとんどの産業廃棄物処理業者はサーバ買取を行っていません。
まずはコンピュータ関連機器専門業者に買取査定してもらうのがおすすめです。買取査定は無料で行ってくれる業者もあります。サーバ買取の流れは次のとおりです。

サーバを査定・見積り
サーバ以外の不要になったコンピュータ機器もセットで買取
データ消去
取り外し作業
搬出作業
指定場所への配送作業

サーバの買取をしてくれる買取業者はたくさんありますが、サーバ買取だけでなくアンラック作業やデータ消去など、処分に関わる一連の作業を任せられる業者を選ぶと手間がかからずおすすめです。

サーバ買取はコンピュータ関連機器専門業者の方が高額査定

サーバ買取業者をわざわざ調べるのが面倒だからといった理由で、清掃業者など、通常のごみを回収してくれる業者にパソコンやサーバの処分も依頼している企業様も少なくないのではないでしょうか。また、オフィス移転の際は、不要になった机や椅子など、オフィス家具を売却するときの業者に、パソコンやサーバの買取も一緒に依頼してしまうといったケースもあるでしょう。
しかし、サーバを含むコンピュータ関連機器の買取は専門業者に依頼したほうが高額買取となる可能性が高いです。
コンピュータ関連機器専門業者はその分野の知識を豊富に持っています。さらに、中古サーバや中古コンピュータ関連機器の市場に精通しているため、サーバだけでなく、その部品の価値や今後の需要を把握しているのです。さらに、中古のコンピュータ関連機器や部品を必要としている販売先を既に確保している買取業者も多く、高い査定金額を提示しやすいのです。
リサイクルショップなどでパソコンやサーバの買取をしてもらうことも可能ですが、使用年数やサーバのメーカーによっては買取価格がつかないこともあります。同じパソコンやサーバをコンピュータ関連機器専門業者に依頼すると、予想以上に高額買取してもらえることもあるのです。

サーバ買取店舗は秋葉原に多い？店舗持ち込み時のデータ消去

サーバやパソコンの売却は、秋葉原の買取店に持って行くという方も多いです。秋葉原はコンピュータ関連機器の販売店や買取店が多く立ち並ぶエリアですので、タワー型サーバやパソコンのように持ち運びが可能なサーバの買取は、秋葉原の買取店舗へ直接持ち込むという方法も手軽で良いでしょう。
ですが、企業で使用するサーバの場合、問題になるのは中身のデータ消去です。適切なデータ消去ができていない状態でサーバを買取業者に手渡してしまうことで、そこから企業の重要なデータや情報が流出してしまう危険性も無いとは言い切れません。会社は何より信用が大事なので、サーバの買取はデータ消去を適正に行うコンピュータ関連機器専用の業者に依頼することをおすすめします。

サーバ買取時に行うデータ消去の方法とは？

コンピュータ関連機器専門の買取業者では、次のような方法でデータ消去を行っています。

ソフトウェア消去方法

業務用の専用消去ツールを使用してデータを完全消去します。ハードディスクの再利用が可能になりますので買取希望の場合、その買取金額はアップします。

物理破壊方式

専用の破壊装置を使用して物理的に記録媒体を破壊するデータ消去方法です。穴あけ方式と磁気破壊方式があります。どちらも再利用はできません。

データの消去にかかる費用の相場は次のとおりです。

サーバデータ消去　3,000円/1本
ストレージデータ消去　3,000円/1本
消去証明書発行代　5,000円/1台

買取業者に依頼せず、サーバからハードディスクを取り出して自分たちで破壊することも可能ですが、情報の流出を確実に予防するには専門業者に依頼されることをおすすめします。

サーバ買取には別途、撤去費用や運搬費用が必要

例えば、オフィス移転や店舗の移転、閉店作業に伴いサーバを処分したいという場合、単純にサーバを買取依頼するだけでなく、サーバや関連機器の撤去作業、台数が多い場合は運搬費用も必要になります。

仮にサーバを高額買取してもらえたとしても、撤去や運搬費用が高ければ、買取金額と相殺されてしまい、買取金額はほとんど手元に残らない、または追加で費用を支払いわなければならないといったケースもあるのです。

サーバの買取業者を選ぶ際は、事前査定の買取見積価格だけで買取業者を選ぶのではなく、撤去費用や運搬費用など、その他に必要な費用もよく見て決めると良いでしょう。

中古サーバでも買取可能？

中古サーバでももちろん買取は可能です。最新モデルや未使用のサーバを買取に出すという企業様の方が少ないのではないでしょうか。もちろん未使用や新品に近いサーバのほうが高額査定となりやすいですが、使用年数やサーバの種類、メーカーによっては、中古サーバでも高額買取可能なケースは少なくありません。

コンピュータ関連機器の中古市場は拡大しています。販売ルートを確保しているコンピュータ関連機器専門業者なら、一般の買取業者で値段がつかないサーバやパソコンでも買取が可能なのです。

サーバの買取相場は？

サーバの状態によって買取価格は変わってきますが、DELL・HP・IBM・富士通などのサーバ買取を強化している買取業者は多く、高額買取が期待できます。

日本製タワー型サーバの買取相場は5,000円～。部品まで細かくチェックする業者ほど査定金額がアップする傾向があります。

買取金額をアップするために、手の届く範囲でサーバのほこりなどを取ってきれいにしたり、パソコンやネットワーク機器など売却可能な他の製品をまとめて買取依頼するのもおすすめです。

サーバ買取はワンストップがおすすめ！

サーバを賢く処分するコツは、サーバ処分に関わる作業を一括で依頼できるコンピュータ関連機器専門の買取業者を選ぶこと。アクシスコンピューテックでは、パソコンやサーバなどコンピュータ関連機器の買取をはじめ、サーバのアンラック作業、運搬、データ消去まですべての作業を一括で行うことができるため、時間やコストの無駄を抑えることが可能です。

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また、アクシスコンピューテックではお客様のご利用されていたコンピュータ機器関連商品の記録媒体（ハードディスクドライブ,SSD,CDROM,MO,LTO,各種テープメディアなど）を安全に消去し、機密情報の流出を防ぎます。機器本体とハードディスクのS/N（シリアルナンバー）を紐づけた「データ消去証明書」の発行や、物理破壊の場合には破壊前と破壊後の画像データの添付も可能です。